くらしお古今東西
佐賀県
佐賀県と塩
江戸時代には伊万里湾岸に小規模な入浜式の塩田がつくられ、明治末まで塩づくりが行われていました。また明治期に、石炭を燃料に蒸気を利用して海水を直接煮詰める方法での塩づくりも行われたことがあります。
塩にまつわる人物
中尾六左衛門
佐賀藩主鍋島直茂の命を受けて、元和元(1615)年、東山代(現伊万里市)に自費で長浜塩田を築き、また塩づくりが盛んだった筑前(現福岡県)の姪浜から塩づくりの経験豊かな人々を招いて、塩づくりをはじめました。
参考文献:『大日本塩業全書 第一編』『塩と碑文』水上 清