New 古代日本の食と塩(第8回、第9回) 2024.02.07更新

連載「古代日本の食と塩」の第8回及び第9回です。

古代(本連載では、文献史料が残っている奈良時代・平安時代が対象です)の日本ではどんなものが食べられ、またどのように塩が使われていたのでしょうか? 『古代日本の食を再現する』等の著書がおありの三舟隆之先生(東京医療保健大学教授)のご監修のもと、イラストレーターの小夜小町(さよ・こまち)さんに、4コマ漫画で再現していただきます。

今月は、第8回「麺にだって塩は必要」と、第9回「食肉の保存」を掲載します。

(塩と暮らしを結ぶ運動推進協議会事務局)

(塩と暮らしを結ぶ運動推進協議会事務局より)

  • 第8回について

古代の「索餅」とは、麦を主な原材料とする「手延べ麺」だったと考えられています。宮中のほか、東大寺の写経所でも、盛んに食べられていたようです。

  • 第9回について

猪や鹿の肉は、干す・煮るなどの処理をしたり、塩漬けにするなどして保存されていたと考えられています(再現実験では、塩漬けして天日干ししたものが最も保存に適していました)。


これまでの連載はこちら
プロローグ 古代のごはん + 第1回 古代の塩ができるまで
第2回 古代の漬物の味は? + 第3回 果物の漬物⁉
第4回 カツオの保存法と塩 + 第5回 煮塩年魚
第6回 塩と発酵 + 第7回 サメを食べる!?

ホームへ戻る